家を建てる楽しさを共有できる「クレイモデル」

建築の設計を進めるプロセスでいろいろな模型が作られます。
完成の姿の模型、詳細を煮つめるための模型、イメージをつかむ模型と様々です。

私は絵描きさんがデッサンから始めるように粘度模型を作りながらイメージを固めてゆきます。
物創りの原点である手を動かしながらシミュレーションを重ねて形になってゆくのです。

粘度模型には、小さい頃の粘度細工を思い出しながら自分の住まいの外観イメージをつかんで頂ける、他の模型にはない面白みもあります。
「新松戸の家」では、粘度模型を見ながら「南面に窓が欲しい」とのご要望があり、その場で果物ナイフをお借りしてお客様とコラボレーションでイメージを膨らませていったストーリーもございます。

粘土模型は作っている人が珍しく、雑誌「建築知識」のムックブック「模型の作り方究極ガイド」にも掲載されています。